地下工事

節付き杭/節付き壁杭
ナックル・パイル/ナックル・ウォール]

節付き杭/節付き壁杭[ナックル・パイル/ナックル・ウォール]とは?

支持力の大幅な向上で
超高層化・大重量化に対応

節付き杭/節付き壁杭[ナックル・パイル/ナックル・ウォール]とは、場所打ちコンクリート杭の軸部あるいは壁杭の壁部に節を複数設けることで、支持力(引抜き力および押込み力)を大幅に向上させる杭工法です。設計技術や材料の進歩、土地の有効活用などの要因により、建築物の超高層化・大重量化が進んでいる近年において、増大する支持力への要求に対応することができます。また、その工法の特徴からコスト削減や工期短縮、環境負荷の低減にも繋がります。

節付き杭/節付き壁杭[ナックル・パイル/ナックル・ウォール]の特徴

  1. 杭に加わる支持力が大幅に向上

    杭に節を複数付けて地盤の硬質な中間層あるいは支持層の支持能力を有効利用することで、杭に加わる支持力が大幅に向上します。

  2. 最大20%のコスト削減・工期短縮

    支持力の大幅な向上により、従来工法の杭と比較して、杭長の短縮および杭の体積を削減することができるため、最大20%の杭工事コスト削減および工期短縮が可能となります。

  3. 最大30%の建設発生土を抑制

    杭長の短縮、杭体積の削減効果により、杭工事の掘削土量を最大30%抑制することが可能となります。建設発生土量および汚染土処分量を抑制することができる環境に配慮した杭工法です。

施工手順